地中海の白壁の街ペスキチとヴィエステ〜日本人観光客のいないイタリア旅行
2018/07/24

日本人観光客が訪れるべき観光地は
行き尽くし、新しいイタリアを発見したい!
そんなみなさんに地中海沿岸の美しい街、
Peschici ペスキチ とVieste ヴィエステ
をご紹介します。
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ペスキチ とヴィエステはどんな街?
どちらも南イタリア、Apulia プーリア州
Foggia フォッジャ県にある
アドリア海の沿岸に建つ
白壁の美しい街です。
どちらも、Parco Nazionale del Gargano
ガルガノ国立公園 の中にあります。
夏は海水浴に来る観光客が多く、
他の記事でも紹介した
Trabucco トラブッコも夏は観光客で
賑わいます。
Peschici ペスキチ
これがペスキチの入り口です。
Castello Medioevale ペスキチ城
直訳すると中世の城、ですがペスキチ城と
書かれていることが多いようなので
そのように表記しました。
ノルマン人によってサラセン人からの攻撃の
防御のために10世紀から11世紀の
間に建てられたということです。
青い海とペスキチの街並みの白壁が
絶景の撮影スポットです。
中には
Museo delle Torture 拷問の博物館
があります。
興味のあるかたはどうぞ。
場所:Recinto Baronale, 1, 71010 Peschici FG
電話:39 0884 962289
Gelateria Michel
ジェラテリーア ミケル
ペスキチの入り口を入って道なりに
坂を下って行くと突き当たり
目の前に見えるジェラテリア。
ここのジェラートは、
オーガニックの卵や
現地のフルーツを使ったりして素材に
こだわっています。
なんどもペスキチに通っているイタリア人が
ここが一番美味しい、というだけあり
とてもクリーミーでフルーツの味が
イキイキとしています。
お値段も⒉5ユーロからと観光地にしては
お手頃です。
場所:Piazza del Popolo 5, 71010 Peschici,
営業時間:毎日 8:00-2:00
ペスキチの入り口すぐ近くの
Via Ponenteの白壁の建物から垣間見る
美しい空と海はまるで絵画のようでした。
周辺のビーチ
Cala Turchi
崖に囲まれたわずか100mほどのビーチ
ですが、
その分人数も少なくリラックスできます。
Spiaggia di Cala Lunga
カーラ ルンガ ビーチ
浅瀬で白い砂浜のビーチです。
メインロードから近く、車も停めやすいです。
シャワーもあります。
Spiaggia di Zaiana
ザイアナビーチ
小さな海岸ですが、夜は様々な催しがある
ため、若者が多いです。
すぐ近くにトラブッコがあります。
(こちらの記事参照)
※ペスキチとヴィエステの距離は約23km、
車で30~40分ほどです。
どの海岸もペスキチとヴィエステの中間に
あります。
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VIESTE ヴィエステ
Museo Malacologico 海洋博物館
ヴィエステの街中を進んで行くと
海岸近くの建物に海洋博物館があります。
博物館といっても、規模は小さく
数部屋しかありません。
しかし特に貝の種類が豊富で
所狭しと並んでいます。
売店もあり、
美しい貝殻や化石も売っています。
入場料は無料。
写真を撮る場合は募金をします。
キロメートル 0 の地元マーケット
Km 0 (キロメートルゼロ)とは要は地産地消、
その場所で採れその場所で消費する
という意味です。
マーケットでは、野菜やチーズ、
ハムやサラミ、オリーブ、唐辛子など
現地の名産物を買うことができます。
試食もたくさんできます^^
場所:Via Jenner (Via XXIV Maggio)
Vieste Apulia
ISOLE TREMITI トレミティ諸島
ガルガノ国立公園の中にある島々は
過去にはファシストの流刑地として利用されて
いたそうですが、現在は観光地となっています。
San Domino サン・ドーミノ島には砂浜があり
観光地です。ホテルやキャンプ場もあります。
San Nicola サン・ニコーラ島 は人口が最も
多く、聖ニコロの遺体を埋めた修道院があり,
彼の遺体を運ぼうとするたびに嵐が来て妨害
された、という伝説があります。
その他に無人のCapraia カプラーイア島、
Cretaccio クレタッチョ島、
Pianosa ピノーサ島があります。
Termoli やViesteから
トレミティ諸島へのフェリーが出ています。
タイムスケールはこちらから。
まとめ
いかがでしたか?
まだまだ、皆さんが知らないイタリアが
たくさんあります。
この地域は、
イタリア人やドイツ人観光客は多いのですが
日本人を含めアジア人観光客は
ほとんどいません。
地理的に車がないと来るのが難しいのも
一つの要因だとは思いますが、
イタリア人の様に夏を楽しむのもいいですね!
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