イタリア在住者からコロナの現状(5月)をレポート
2020/05/18

皆さん、こんにちは。
日本は緊急事態宣言が解除されたそうですね。
おめでとうございます^^
と言っても自粛ムードは変わらずあるでしょうね。
イタリアも徐々に開かれてきました!
今回はイタリアのピエモンテ州に住んでいて、
コロナの隔離生活から見えてきたことを
お伝えします。
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イタリアの5月14日までのコロナの感染者数と死亡者数
イタリアでは14日までに22万人以上がコロナウィルスに感染し、
3万人以上が死亡しています。
まだ感染者数は増え続けていて、世界で3番目に多い
感染者数です。
と言っても、私は個人的には発表されている
感染者数も死亡者数もあまり信用していません。
なぜなら、どうやら地域によって、検査のやり方に
違いがあるようだからです。
それは実際に友人のドクターなどからも聞いているし、
症状が軽くて検査してもらえなければ
ただの風邪として扱われておしまいなので。。
いろんな陰謀説とかいろいろありますが、
単純に検査すればするほど感染者も死亡者も
増えるのは当たり前ですから。
イタリア人の知人がコロナで亡くなった
さて、実際私の周りでは、どうなのかと言うと
一人80代のおじいさんが亡くなりました。
と言っても、彼はもともと寝たきりの高齢者だった
ので、「コロナがきっかけで亡くなった」と
言った方がいいのではないでしょうか。
私の住む近所では十人くらいがコロナ陽性だった
ようですが、いつもの風邪程度で済んだ人、
病院関係に勤めているので念のため検査したら
陽性だった人、など。。
重症化した成人はいませんでした。
子供でコロナに罹った人はいません。
ただ、ベルガモに住む友人の周りは
隣の人が亡くなったり、彼女は親戚を二人
亡くしたそうです。
イタリア人も我慢の限界!
そもそも、ルールとかにどちらかと言うと
ルーズなイタリア人ですが(個人差あり)、
さすがにもう皆家にいるのはうんざり!という
人が多いようで、私が住む地域は田舎なので
それほど警察のパトロールが厳しくないため、
子供がだんだん外で遊ぶようになったり、
大人もつるんで立ち話したり、
徐々に緩んできてるな〜というところだったので
5月になって、ようやく落ち着きをみせて
くれて(まだ感染者は多いようですが)
ほっとしています。
ついに小売店も解禁!
さて、イタリアにも徐々に希望の光が!見えてきました 😆
日本に比べて長かった。
まだ完全に解除というわけではありませんが
今までは隣のComune(自治体)に行くのにも証明書が
必要だったのが、ようやく州内は自由に
移動できるようになるようです。
これでトリノまで行ける〜。
今はトリノまでの電車の時刻表をネットで
見ても、オンラインチケットが買えないん
ですよね。
だから、電車は動いていると言っても
本当にトリノまで行けるかな?
またもうすぐレストランやバー、小売店
も開きます!
ジュエリー店をしている友人は、すでに工房で
働くことはできるようになっていていたの
ですが、お客さんを店に入れることが
できない状況でした。
しかし明日5月18日からはお店がオープン!
店にはお客さんは一人づつ体温を測ってから
入れるそうです。
さらに、ピエモンテはマスク着用義務があるので、
どうやって接客するんだ〜と嘆いています。
でも
”Meglio di niente. (ないよりまし)”
ですね。
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まとめ
色々と情報が出てきて、
イタリア人のコロナへの恐怖感は徐々に薄れてきて
いるような気がします。
ただ、今後社会活動が開かれていくことで
新たに感染者数が増える可能性もありますが、
社会活動とのバランスをとってやっていく方向に
イタリア政府が動いてくれるのではないかと
希望しています。
日本の皆さんも、お気をつけて!
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