イタリア式トイレの使い方と入り方は?ビデとは?

      2018/02/20

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国が違えば、文化も違う。

そしてトイレも違います。

今日はイタリアに来て

みなさんがトイレに戸惑うことがないよう、

イタリア式トイレの使い方について

ご紹介します。

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トイレの種類

 
メジャーなトイレは、日本でもお馴染みの
いわゆる洋式トイレですが、
 
よく言われるのが、観光地で便座が壊れている、
便座がなくて座るに座れない、
というエピソードです。
 
私もローマのレストランやカフェに行った時に
そのような経験にありました。
 
便座がない、といのは元々ない、
というのではなく
 
単に壊れてもどうせまた誰かが壊すだろう、
ということで
付け直していないから
ではないでしょうか。
 
そういう場合は、
観念して便座なしのまま座ってするか、
腰を浮かせたまま
用を足すことになりますので、
 
除菌シートなど必要ならば
準備しておいてください。
 
ただし、有料トイレやホテルに行けば
そのような目に陥ることはないでしょう。

 

洋式以外に、
写真のような日本でいう和式(?)
のトイレもあります。
 
どちらを向いて用を足せばいいのか
迷うところですが、
 
白い陶器の部分に足を乗せ、
ドアの方を向くのが正解です。
 
 

ウォッシュレットがない?

 ご存知だと思いますが、
ウォシュレットがあるのは日本だけです。
 
(ちなみに、私の友人は
日本でウォシュレットに惚れ込み
イタリアの自宅に買って帰ったそうです。)
 
では、イタリア国民は
どのように局部をきれいにしているのでしょうか?
 
その答えは・・・
「ビデ」と呼ばれるもの使って綺麗にしています。
 

用を足した後にビデに移動し、
トイレとは逆向きに座ります。
 
蛇口をひねり
(手動です、リモコンはありません)
局部を洗います。
専用の石鹸もそばにおいてあります。
 
その後に、トイレットペーパーや
タオルで拭きます。
ビデは一般家庭やホテルなどに
設置されていることが多いです。
 
 
公共の場のトイレには、
写真右上の庭の花に水をあげるような
シャワーホースが設置されていることがあり、
それを使って便器に座ったまま洗います。
 
正直、私はうまく使いこなせたことがないので
あまり使いませんが、
このシャワーのおかげで
トイレ周りが濡れている
ということがありますので
ご注意を。
 
 
 

トイレットペーパーがない?

観光地のカフェやレストラン、
無料のトイレなどでは
トイレットペーパーはないことが多いので、
準備しておいたほうがいいでしょう。
 
私は旅行時にはトイレットペーパーの芯を
抜き、潰して一つカバンに入れています。
 
また、水の流れが悪いトイレなど、
場合によっては
トイレットペーパーは流さずに
ゴミ箱に捨てるということもあります。
(※生理用品に関してはこちらをご覧ください。)
 
注意:イタリアのトイレットペーパーは
   丈夫で厚みがあります。
   水の流れが悪い場合もあるので
   日本の感覚で使うと
   詰まる可能性があるので
   気をつけて下さい!!
 
 
 

鍵やカバン掛けがない?

 なぜか時々鍵が付いてないトイレがあります。
 
そういう場合は仕方がないので
ドアノブを自分で押さえるか、
 
同行者に外で見張りをしてもらうしか
ないでしょう。
また、盗難防止のため
カバン掛けがないトイレもあります。
 
荷物は最小限にしてトイレに行くか、
 友人に預けるなどと
ということになりますが、
 
私のおすすめは、
S字フックを携帯する、というものです。
 
大きさは小さくも大きすぎもせず中くらい、
半径4センチくらいのものがいいでしょう。
 
トイレのドアに直接引っ掛けたり、
ドアノブに引っ掛けたりできます。
(ドアの厚さにもよるので保証は出来かねます)
 
トイレ以外の場所でも
例えばシャワールームなどでも
 
S字フックは活躍するので
一つバッグに忍ばせておいても
損はないはずです。
 
 

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トイレはどこにある?

公衆トイレは例えばローマのスペイン階段など
観光地にはいくつも設置されています。
 
また、駅にもあります。
有料の場合は0.5〜2ユーロくらい。
 
コインを機械にいれて
一人づつ通っていきます。
 
 
 
出る時には、機械に専用のボタンが
付いているので、それを押すと
出ることができます。
 
トイレ掃除をするおばさんが
出入り口に立っている場合は
チップを渡して入ります。
 
また、ホテルを利用したり、
カフェやバール、ジェラテリーア
(アイスクリーム屋さん)で行くという
手もあります。
 
トイレの鍵がかかっている場合があるので、
店員に鍵を貸してもらいましょう。
 
「Posso andare al bagno?」
(ポッソ アンダーレ アル バーニョ?)
=「トイレに行ってもいいですか?」
 
と聞けば、鍵を貸してくれるでしょう。
 
トイレの場所がわからなければ、
「Dove il bagno?」(ドヴェ イル バーニョ?)
=「トイレはどこですか?」
と聞いてみましょう。
 
トイレが目的の場合は、コーヒーを飲むとかガムを買うなどしてから
借りた方がスムーズです。
 
また、デパートや美術館、博物館、ファーストフード店などにもあります。
 
観光に周るならば、トイレが確実にありそうな
施設を万遍なくルートに組み込んでおく
とスムーズです。
 
なるべく、食事時などトイレに行ける時に
行っておく方が後々困らずに済みます。
 
 
 

まとめ

 
• トイレは探せばたくさんあるので
 心配の必要はなし。
 
• ただし、観光ルートを決める際に
 トイレのことも考慮し、行ける時に
 早めに行っておくとスムーズ。
 
• 快適に使いたければ、トイレットペーパーや
  除菌ティッシュ、S字フックを用意。
 
• ウォシュレットはないので、
  ビデの使い方をマスターしよう。

 

 

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