イタリア旅行者が注意したいトラブルは?場所やシチュエーションは?
2020/05/18

Buon giorno!こんにちは!
イタリアはまだまだ暑いです。日本もまだ
暑いでしょうね。でもイタリアは日差しが
ハンパないので日本で美白にこだわってきた
自分にはかなりきついです。
今じゃしみソバカスだらけです 😯
もう諦めましたけど。
今回はイタリアに4年も住んでいながら
ぼったくりに合いそうになったお話です。
旅行に来る皆さんにもイタリアに住み始める
皆さんにも注意して欲しいので、
記事にしました。
車の修理工場は要注意
今回私がぼったくりに合ったのは、
車の修理工場です。
なーんだ、自動車か。
イタリア旅行は使ってもレンタカーだし〜。
と思うかもしれませんが、
私がお伝えしたいのはいかに外国人が
なめられてしまうか、ということで
イタリア旅行中でもどんな状況にも
当てはまるので、皆さんには是非注意して
頂きたいのです。
ある日私は急用でローマからトリノまで
車を走らせなくてはいけませんでした。
ところが、ラジエーターのアラームがなり、
高速道路でレッカーを呼ぶ羽目に。
最寄りの修理工場へと運ばなくてはなりません
でした。
私の車はSmart というメルセデスの
二人乗りの車。
ローマやトリノなど大都市は車が多く
駐車場を見つけるのに非常に苦労しますが
スマートは小さいので駐車場を見つけやすい。
非常に都市に適していて快適です。
でも中古で10年以上経っているものを
買ったので、しょっちゅう故障します(泣)。
修理工場の見積もりは、170ユーロ。
ベルトが二本切れたので交換しないといけないと。
ところが見積もりにOKを出した直後に、
二つ目の見積もりが送られてきて、
アルタナトーレが壊れているため交換しなければ
いけず500ユーロかかると!!
これを聞いた私が泊まっていたB&Bの
オーナーが怒って彼の知り合いの修理工場へ
車を移動させてくれました。
そこでかかったのはたったの65ユーロ。
B&Bのオーナーが言うには、
このB&Bには私のように高速道路で車が
止まってしまいやむ終えず泊まりに来る人が
時々いるらしく、修理工場から高額の修理代を
ふっかけられたととうことが時々あるそう。
特に女性、外国人がやられるとのこと。
女性は車に詳しくない、外国人はイタリア語が
ちゃんと理解できないと言うのが主な理由。
分からないから、なんとなくそういうもか、と
ついつい言いなりにお金を払っちゃうんですね。
私も払いそうになりましたけど。
平気で嘘を言うイタリア人もいる
イタリア人全てがそうというわけではありませんが
平気で嘘を言ったり誤魔化す人もいます。
私はイタリア人のたくさん良い友達がいますので
イタリア人=嘘つき とは思っていません。
ただ、個人、と言うよりは、会社の一員として働き
会社としての利益が絡んだとき
イタリア人は嘘をつく人が日本人より多い
のではないか、と思うのですが。
文化や社会背景が絡んでくるのだと思います。
でもだからと言って嘘を言っていい訳では
ないですけど!
最初の自動車修理工場ではアルタナトーレが
壊れている、と言われましたが、二つ目の工場では
何も壊れていないことが判明しました。
さらに、B&Bオーナーが最初の工場に抗議
した時は受付のおばさんに逆ギレされて、
オーナーは事務所の外に追い払われましたからね。
日本ではあり得ない態度でした。
イタリア語で車は何と言う?
ちょっとここで、イタリア語のお勉強。
イタリア語で車のことを
macchina マッキナ と言います。
女性名詞なので冠詞のla ラがついて
La macchina ラ マッキナ です。
または
auto アウト とも言います。
これも女性名詞なので
La auto ラ アウト となります。
日本でもオートと英語呼ぶことがありますね。
綴りはイタリア語も英語も一緒ですが、
発音はちょっと違いますよ。
イタリア語で自動車修理工は何という?
車が故障したら自分では直せないので、
やはり修理にださないといけません。
イタリア語では修理屋さんのことを
meccanico メカニコ と呼びます。
男性名詞なので冠詞のil イルがついて
Il meccanico です。
「私は自動車修理屋さんに行く」は
Vado dal meccanico.
ヴァード ダル メカニコ
「車は修理屋さんのところだ。」
La macchina è dal meccanico.
といったように使います。
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市場でお釣りのごまかし
また、市場などで起こりやすいのが、
お釣りを誤魔化す、と言うもの。
私が行った大きなローマの市場では、
5箇所で食べ物を買って、3箇所で
お釣りをごまかされたことがあります。
また、悪気はなさそうだけど
忙しいからか、いい加減なのか、間違って
お釣りを渡されることもあります。
市場だけではなく、
お釣りは毎回きちんと正しいか、
数えてください。
市場での値段交渉
市場で値段をたずねても、
値段交渉する余地はいつもあるので、
必ず値引き交渉しましょう。
値札が付いていないと、旅行者だと分かると
最初に値段をふっかけて高く言う業者もいます。
値段交渉はイタリア人のお客さんも当たり前に
しますので、恥ずかしがらずにsconto
スコント(ディスカウント)できないか
聞いてみましょう。
Puoi farmi un po‘ di sconto?
プォイ ファルミ ウンポ ディ スコント?
少し値引きしてくれませんか?
と聞いてみましょう。
私だったら、
さらに先に自分で値段を決めてしまいます。
30ユーロのものだったら、25にして〜と
言えば、少なくとも真ん中をとって
27ユーロくらいまでなら値下げしてくれるん
じゃないか?と期待します 笑。
または二つ買うから、60ユーロのところを
50ユーロにして、と頼むとか。
値段交渉は色々できるので、
楽しんでお買い物しちゃいましょう♪

イタリアはまだコネが物言う社会
自動車修理工場の話に戻りますが、
そこにかかわらずもし、知り合いがすでに
そこを利用していたり、コネがあると
物事が早く進む、と言うのはイタリアでは
よくあることです。
例えば、結婚後に滞在許可書を警察に申請する
ときも私は警察に知り合いがいる友人に
一緒に来てもらいました。
そしたら予想よりも非常に早く許可がおりました。
何かトラブルに巻き込まれたら、
最大限コネを探すのが近道です。
私の場合、たまたまB&Bのオーナーが
助けてくれたわけなので、
必ずしも最初からイタリア人の友人がいる
必要もないわけです。
基本的にはイタリア人は親切ですから、
何か問題が起こったら泊まっているホテルの
マネージャーに聞いてみる、知り合いに詳しい
知り合いがいないか聞いてみる、とかなるべく
たくさんの可能性を探してみると言うのが
ポイントです。
日本人は自分で物事を解決しようと頑張りますが
郷に入れば郷に従え、でその土地の人の方が
解決法を見つけるのが早いですね。
私も昔は人に物を頼むのが苦手でしたが、
今は流れに乗って人の親切はありがたく受ける
ようになりました。
と言っても、親切を装って悪いことをする人も
いなくはないですが。。
まとめ
残念ながら、
イタリアでは外国人、女性を狙った
ボッタクリやごまかしが多いです。
人ごとだと思わず十分注意しましょう。
また、できれば最低限のイタリア語を
覚えておくこと、イタリア人またはイタリア在住
の日本人で信用のできる友人や知り合いを
作っておくとトラブル時の対処が早いです。
みなさんが安全に気持ちよく旅行できるよう
願っています。
では、楽しい旅を!!
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