2016年のイタリア地震の震源と被害の場所は?アマトリーチェはどこ?
2016/10/28

2016年8月24日、イタリア中部を中心としたマグニチュード6.1の地震が
午前1時36分(日本時間午前10時36分)に発生しました。
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被害の状況は?
日本人の被害は今の所報告されていませんが
地震発生から2日目で
すでに被害者は250名を超えています。
発生当時は真夜中、
大半の住民は就寝中だったようです。
ノルチャ付近を震源とし、深さは10キロメートルで
ラツィオ州アマトリーチェやアックモリなどの
村々で死者が確認されており、
主にラツィオ州やマルケ州で被害が出ています。
もっとも被害の大きかったのは、
ローマから100キロ離れた
Amatrice (アマトリーチェ)と
Accumoli(アクモリ)、
またTronto(トロント)の
Pescara(ペスカーラ)という
さらに東に25キロ行ったところにある都市で
す。
Amatrice(アマトリーチェ)はアマトリチャーナというパスタでも知られた、風光明媚な
観光地ですがは全壊状態です。
避暑客も多く、当時はHotel Romaというホテルには70名のゲストがいた
ようですが、ホテルは倒壊。少なくとも5人の犠牲者がでました。
このアマトリーチェの自治体長は「もはや街は存在しない。」
とコメントを発しています。
各地の観光への影響は?
ローマやナポリなど大きな都市での地震の影響はないようです。
震源地近郊の観光地であるアッシジも被害は確認されていません。
Assisi(アッシジ)のツアリストオフィスに確認したところ
全て通常通りで観光ができるそうです。
また、Orivieto(オリヴィエート)
とPergia(ペルージャ市)にも確認したところ、
被害はなく通常通りということです。
オリヴィエートの教会は
天にも届きそうなくらい壮大な教会があるので是非観光してみて
ください。圧巻ですよ。
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ただし、
外務省よりこのような注意喚起が出ています。
イタリア中部(ラツィオ州リエーティ県,ウンブリア州テルニ県,マルケ州アスコリ・ピチェーノ県及びフェルモ県並びにアブルッツォ州テーラモ県)に滞在中の方及び渡航・滞在を予定している方は,上記状況にご留意の上,イタリア政府関係機関や現地報道等から現地の最新情報を入手し,状況に応じて旅行計画を変更・延期することも含め,自身の安全確保に努めてください。
今後の余震などにも気をつけ、
十分な情報収集をしてからイタリア観光を楽しんでくださいね。
まだまだ救出作業は続いています。
一人でも多くの方が見つけ出されるのをお祈りしています。
まとめ
- Amatrice(アマトリーチェ)など被害が大きい地区があるが局地的。
- Assisi(アッシジ)、Orivieto(オリヴィエート)、Pergia(ペルージャ)など主要観光地に大きな被害はなく通常通り。
- ただし、余震があるので情報収集は怠らないこと。
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